こんにちは。
コロナウイルスの勢いとどまることなく、マスクを外すこともできず、コスメやメイクが好きな人にとっては辛い時代が来てしまいましたね…。
家にいる時間がぐっと増えましたが、わたしはたまたま2月頃から開封していないコスメがたくさんたまっていたので(本当に過去の自分グッジョブ)それらが心の支えです…!
今回は2019年のアットコスメのパレット部門3位の(今知った)、KATE ホワイトシェイピングパレットについてレビューしようと思います♪
”顔全体の骨格を光で操る”がキャッチコピーのこのパレット。
わたしこういう機能的なパレットに心惹かれる性分みたいで、前から気になっていたんですよね。
白さが全面に出たハイライト+レッド系チークのWT-1(ホワイト)と青みピンクががったハイライト+青みピンクチークのWT-2(パープルホワイト)がありましたが、ナチュラルさを求めてWT-1にしました。
WT-2のほうがパッと見のかわいさがあるので、こちらを選んだ方が多いみたいですね。
KATEホワイトシェイピングパレット
KATE ホワイトシェイピングパレット1800円(税込1980円)
手のひらに乗せると少しはみ出るくらいの大きさ。持ち運びすることも想定内の軽さ&薄さでもあります。
改めて、日本のパレットって小さいですよね。欧米パレットの大きさにはいまだに慣れません。笑
パッケージに使い方とか手順が書いてあって、捨てると何も分からなくなってしまう…ということがありますが、(わたしはパッケージを切って裏に貼りつけてます;)
このパレットはパッケージにも本体にも使い方を書いておいてくれています。(やさしい)
なんなら粉に直接刻印してくれてますからね!?
KATEはどんだけ親切なんだよ、どんだけ日本人の彫りを深く見せようと尽力してくれているんだよ。(感動)
使い方
左上のハイライト、通称ホワイライトはマットとラメ入りの2種類があり、顔の場所によって使い分けます。右の赤いのは言わずもがなチークです。
左下にはノーズシャドウとアイシャドウが。ファイスパレットにアイシャドウまでも入ってるの珍しくないですか?
そしてシェーディングが入っていないところは個人的には惜しいのだけど、日本人のメイク考えたらこれがベストな選抜だと思います。
日常的にがっつりシェーディング入れている人少なそうだし、優先なのは光やツヤだってこともわかる。
パレットには変わった形の薄いスポンジが入っています。
裏の説明によるとこのように出っ張った部分を各々の粉にあてがって使うとのこと。ノーズシャドウは指でつけてくださいと外パケに書いてありました。
そもそもこの小さなパレットに収まるサイズと厚さっていう時点で使いやすくはないのですが、チークとハイライトとアイシャドーが混ざらないようにこの形になったのだと思うと感動しますね…!頭良いよね…!
使いやすい化粧品を作ろうとたくさんたくさん考えてこの化粧品を作ってくれたのだと思うと温かい気持ちになりますね。昔から、KATEはいつもそんな気持ちにしてくれるブランドだと思います。
余談ですが、フタの裏はミラーっぽいけどボケボケなので実際ミラーとして設計されたわけではないのでは?というのが私の意見です。ここのミラーが全然使えないと仰る方もいらっしゃったので一応。笑
スウォッチ
ハイライト
一目で違いが分かるほど、質感と色の出方が違います。
マットは本当に真っ白サラサラでアイシャドウのベースカラーみたいな感じ。
ブリリアントは優しいゴールドの細かなラメがたくさん入っています。
チーク
光が当たると優しくイエローに光る、黄みがかった赤のチークです。
赤く血色を追加するタイプのチークではなく、光をまとう感じのカラーでベースの赤色の発色は薄めです。
ノーズシャドウ
ほぼ肌の色と同じでそれを絶妙に刻した感じの色です!絶妙すぎて肌色に溶け込んでしまうので、手首のここに塗らないと色が良くわかりませんでした;
わたしは同じくKATEのブラウンシェードアイズのシェーディング部分を永遠にノーズシャドウとして使用しているのですが(これを超えるものが発見できていないため)、それとも比べてみました!
ブラウンシェードアイズ(旧パケ)
これとこれを比べます
ブラウンシェードアイズはいい色なんだけど気を抜くと濃くなってしまうんですよね。なぜならノーズシャドウ用ではなく眉下のシェード用だから。(KATEは悪くない)
ホワイトシェイピングパレットはノーズシャドウとして開発されたのでだいぶ薄目で黄みも抑えられています。
アイシャドウ
これぞKATE!という感じのおしゃれな影ができる、そうあの黒木メイサさんや中条あやみさんのCMのような目元がかなうアイシャドウです。
黄みによった、赤みが全然入っていないカラーでクールな印象が強い色です。
使ってみました
ハイライト
付属のスポンジはやはり少し使い勝手が悪く、例えばマットハイライトを眉上に乗せるとこんな感じでまとまってついてしまうので、塗った後に指でぼかしてあげるとよかったです。
眉上にマット、眉間から下はブリリアントホワイライトを使用
上がBEFORE、下がAFTERです。額~眉間あたりにうっすら光がともっています。
写真で表現するのが困難だったのですが、できる限り説明してみようと思います!
ハイライト自体の色は真っ白ですが実際塗ってみるとぐわっと白く発光することはないです。
うっすらと透明の光をまとう感じ。光が当たらないと分からないくらいナチュラルです!
これはかなり接写なのでラメがチラチラと見えていますが、人と人との通常の距離で見るとツヤっと上品に光っているように見えます。
だから顔中ラメラメで恥ずかしいみたいなこともないです!大人の女性でも大丈夫な感じ。
ただし目の下に三角形にハイライトを入れるには、このスポンジだとかなり難しいですね…!
鼻筋と顎にブリリアントホワイライトを使用
鼻筋もペッカーンと発光はしませんが見ての通りナチュラルに鼻と顎が前に出ているように見えます。顎が前に出ると顔が縦方向に小さく見えますね。
チーク
チークが一番写真に収めるのが困難を極めたのですが、頬骨あたりからほんのり赤くなっているのがわかるでしょうか?
系統としてはNARSのオーガズムに似ています。ベース色は薄くて、ゴールドのシマーと一緒に協力して立体感を出す感じが。
これを裏に書いてある指示通りに頬の高いところに斜めに塗ると、ほっぺたが縦にキュッと締まったように見えます!すごい!
ノーズシャドウ
このノーズシャドウ、絶妙な色なので失敗しづらいです。さっきも言ったけど肌にほど近い色なんですよね。
ノーズシャドウは塗りすぎて失敗しがちですがこれは3回くらい塗り重ねてもおかしなことにはなりませんでした。(各々の肌色によるとは思いますが)
これからはブラウンシェードアイズではなくこっちを使っていこうと思います!
アイシャドウ
すっぴんと比較してみると、一色使いにも限らず目の周りにほんのり暗い影ができて、彫りが深く見えます!あと、大人っぽくも見えます。これぞKATEのアイシャドウ…!
アイシャドウは手が汚れてもいいのであれば無理してかっさ型スポンジの細い部分を使わないで指塗りにしたほうが塗りやすいと思いました。
使ってみての感想
欧米コスメのようにブワッと発光しているかんじではないのにちゃんと顔に凹凸ができている…!
光で操るとはこういうことなのか…!光を乗せて直接的に光らせるんじゃなくて光で骨格を偽造するというか。
このナチュラル仕上げなら毎日の通学通勤メイクにも使いやすいと思います♪
気になることというと、全体的に小さいので少し使いづらいかな。特にハイライトとチークって顔の広い部分に使うので大き目のメイクブラシで乗せようと思うと難しいです。笑
ハイライトとチークのマスの大きさが各3×2cmって結構小さいですよね。
もう1月になるのはハイライトは結構粉っぽいところですかね。お肌が乾燥した状態だとうまく乗らない可能性高いので、保湿系下地やツヤ系ファンデと相性がいいかも。
KATEのベースアイテムとはきっと相性がいいのでしょうね、長らく人気のKATEの下地?ファンデ?使ってみたい…!
そしてどの粉も塗った後に指でぼかすのは必須!仕上がりが変わると思います。
ただ、設計も色もサイズもメイク初心者の方にすごくすごく優しいし、たくさんコスメを持ちたくない人にとってうれしいアイテムであることは間違いないです…!
特に就職したのでメイク始めました(特にメイクにこだわりはない)みたいな人は、いろいろなメーカーで1つずつアイテムを集めるよりも、これ1つ使った方が顔の統一感がでるし(これ大事)バラバラに買うより費用も抑えられると思います。
わたしのノーズシャドウ難民も終わったし、チークもアイシャドウもそこまでは期待していなかったけど使ってみたらすごくよかったです。たったの一色でどちらもバチっとメイクが決まる!
KATEの良さや親切さをいろいろな面から再確認できるアイテムでした!
ここまで読んでくださりありがとうございました~!