【ゆったり週末旅行】青森の種差海岸は爽やかな芝生と大量の鳥の聖地だった

暖かくなってきて、上着もいらない季節になってきてテンションが上がりますねっ☆

私kurake(@kurakurakurake)は現在47都道府県中、約半分の場所に旅行に行ったことがあります。

会社員時代、週末旅行でもないとやってられなかったわけです、はい。

5日間も仕事をしたヘトヘトの状態で、押し合いへし合いしながら超人気観光地に繰り出す体力は残っていなかったので(週末の浅草や江ノ島のような…ね)、わたしは自然が多くて広くて爽やかな場所を好んでいました。

 

今回の記事では私が今までに行った場所の中で、春夏の時期の週末旅行にピッタリな、あくせくせずに1日中ゆったりと楽しめる系のおすすめスポットをご紹介します。

まさに”旅!”っていうかんじで、いい場所ばかりです✨

1記事に1スポットずつで、今回は青森県八戸の”種差海岸”をご紹介〜!

わたしが行った時は7月の3連休の初日で、人が全くいないということもなかったのですが、全然混んでなくて良かったです。

そもそも海岸は広すぎて混むとかいう概念ないしね…

展示物やソファも使いたい時に使えてストレスフリーでした。

種差天然芝生地

↑晴れたときの種差海岸です。私の行った時は曇天だったのでフォトACさんに写真をお借りしました。

種差海岸で自然&ウミネコと戯れる

東北新幹線の駅がある八戸駅からJR八戸線に乗り換えて電車に揺られること約30分。

JR種差海岸駅に着きます。

※他にも行き方あります。

駅のすぐ目下に種差天然芝生地が拡がります。

真緑の広い芝生地と青い海のコントラストがきれい&海風が気持ちよくて、五感に訴えてくる爽やかさが最高です!

こういうきれいな芝生、テンション上がるぅ!

芝生の上であれば、ヨチヨチしている幼子も安心して遊ばせることができますね。

しかも芝生にはウミネコ(かもめのに似たニャーニャーと鳴く白い鳥)が佇んでおり、普段の生活では近づくことのできない彼らとともに写真を撮ることができます。

触れるほど人馴れはしてないけど、結構近くまで寄っていっても逃げないので、インスタ映えする写真もたくさん撮れそうです。

 

ご当地グルメのウニ丼も食べられる

↑写真撮影、下手にもほどがあるよね???

そうこうしているとお腹が空きます。

クソみたいな写真で申し訳ないのですが、インフォメーションセンターの近くに(徒歩で行ける)、ウニ丼が食べられる”松家食堂”というお食事亭があります。

このあたりはウニ丼発祥の地らしく、他にも幾つかウニ丼のお店があるそうです。

このあたりの情報は、インフォメーションセンター併設の売店の一角にあったTANECHANというフリーペーパーで知りました。

※まじで美味しそうだからぜひまともな写真を見てみてください。(pdf

ウニ丼は「あれ、ウニってこういう味でしたっけ?」みたいなレベルで美味しい。ビニールみたいな味がしない。

付け合せの刺し身や料理もべらぼうにおいしく、海の近くの海鮮最高‼って心のなかで叫んだよ。

→松家食堂のサイトへ

 インフォメーションセンターで知的で優雅な時間を

↑芝生にたたずむ無数のウミネコ。上部に写っている建物がインフォメーションセンターです。

 

種差海岸と昼食を堪能したら次は種差海岸インフォメーションセンターへ。

種差海岸駅の横にあるので場所はすぐにわかると思います。

2014年にできた施設で、きれいでおしゃれな場所です✨

ここでは種差海岸の自然について仕掛けやパネルで楽しみながら学べます

種差海岸の地形や気候のこと、ここいらの生き物のことなどがまとめられています。

↑リアル過ぎるウニのぬいぐるみ模型

窓際にあるソファから種差海岸を眺めることのでき、疲れたらそこでゆったりすることもできます。

仮眠さえ取れそうな広いソファもありました(周りに誰もいなかったので10分だけ寝た←)

 

暖かい日差しと海、芝生の緑に癒やされすぎるあまり、眠くなるのは仕方ない…

さらに、海にまつわる絵本や図鑑がたくさん施設内に置いてあり、ソファでそれらを無心に読んでいました。

目前の自然に癒され、リラックスできる場所で身近な自然について学ぶ。

なんて素敵で贅沢な昼下がりなんだ〜〜〜〜!!!

言い方があれですが、お金を払わずともずっとそこにいても許される場所がある観光地って素晴らしいですよね!

ゴミゴミしてるタイプの町中の(もしくはマヂで何もない)観光地だったらそんなこと絶対できないし、お金払っても次の人が並んで待っていたりしてゆっくりできないし…!

海カフェたねさし

また、種差海岸のインフォメーションセンター横の「種差海岸休憩所」の中には「海カフェたねさし」があります。(横っていうかほぼ同じ施設なんだけどね)

ここが小さいながらもオリジナリティを出してくるいい感じのカフェで、「海鮮サバまん」「うみねこのたまご揚げ」とか「海藻スムージー」「たねさしサンデー」などの(他にも色々あった)個性的なメニューを召し上がることができます☺✨

写真を紛失してしまい悔しいことこの上ないのですが、わたしが飲んだ海藻スムージーは普通のグリーンスムージーの若干黒いバージョンという感じですが、ふつうに美味しいです。

「うみねこのたまご揚げ」はまさにここでしか食べられなさそうな料理です。

かまぼこの中に鯖ミンチを詰め込んで、ゆず風味のマヨネーズをかけるという手の込んだ料理です。”かまぼこ”、”さば”というところが海辺の町っぽいメニューでアガりますね。

※わたしが写真を紛失したので、わかりやすく料理を紹介されているブログさんへのリンク貼らせていただきました…!

うみねこのたまご揚げ(たねブロ様)

そして、カフェの中からも海岸が眺められます!

 

ここは売店も併設しているのですが”うみねこバクダン”というウミネコのフンの見た目から着想を得た、クッキーの上にメレンゲを乗せたスイーツが激ウマなのでおみやげにかなりおすすめです。

見た目はコミカルなんだけど、ドイツ菓子の職人さんの監修で作られた美味しいお菓子です。

このお菓子が生まれるに至った話が素敵すぎる。

NPO法人ACTYの皆さんが「ネガティブな地域資源だって、見せ方を変えればポジティブな地域資源に変わる!」と蕪島やうみねこの情報発信をする目的で企画・発売に至ったものです。

ACプロモートさんのサイトより

土台のクッキーはサクホロで、メレンゲはネットリしていないタイプ。

わたしはカフェで食べてから虜になり(確か数個だけカフェで買えたんですよね)、売店で追加購入しました☺

美味しすぎて止められず、1箱(10個入り)自分で全部食べました

蕪島

種差海岸エリアに別れを告げて、八戸駅に帰る道すがら蕪島(かぶしま)駅に途中下車すると、駅の近くに蕪島という陸続きの小さな島があります。

 

↑私は夏に行きましたが、春だと菜の花が咲いているそうです

蕪島の頂上には”蕪島神社”があり、島の入り口には鳥居があるのですが、まずはその小さな島を埋め尽くしているウミネコに圧倒されると思います。

同じ生き物が同じ場所に集結しすぎていて、ちょっと気持ち悪いくらい。笑

↑曇天も相まってやばい場所に着た感が出てしまった写真です。白い点々は全部鳥。

 

上空からフン(うみねこ爆弾と言うらしい)を引っ掛けられる可能性があるので、人によっては島には入りたくないかもしれません…。

神社の中もウミネコ様に支配されていました。

 

とまあ、こういうたくさんのかわいい海鳥に囲まれるというなかなかない体験ができます!しかも神社という神聖なる地で…笑

海!島!神社!ウミネコ!ってなかなかない、神秘的なシチュエーションです。

 

ちなみに、蕪島にも小さなインフォメーションセンター兼休憩所があり、ここであればフンを気にせずにウミネコが観察できますよ。とのことです。

 

遠方の方は難しいかもしれませんが、ストレスが溜まったら種差海岸でゆったりとした時間を過ごしてみては?

駅を離れるとひたすら海岸が続いているだけですが、駅周辺には観光客を全力でおもてなししてくれる素敵な施設がぎゅ〜っと詰まっています

種差海岸のそういうところも応援したくなりますね☺

青森に寄る機会があればまた絶対に行ってうみねこバクダンを買い占めてきたい…。

リンク

八戸観光ナビ 種差海岸特集ページ

種差海岸インフォメーションセンター

インフォメーションセンターのフリーペーパーPDF集

ACプロモート(海カフェたねさし運営)