海外コスメ好きの方には有名なコスメブランド、アワーグラス。
2004年にアメリカで設立されたブランドで、特にハイライトやチークといった粉ものが有名な印象があります。
わたしも前々から気になっていたのですが、昨年の冬からパレットを使っているのでレビューします!
おまけでアワーグラスのお肉チークも紹介しますね。
アンビエントライティングパレットとは
私が購入したのはAMBIENT LIGHTING PALETTE ($64)というアイテムで、セッティングパウダーとハイライト、ローライトが入ったパレットです。
ちなみにAMBIENTはネイティブスピーカー曰く「スポットライトじゃなくてぼわぁ~っと背景を照らしているような光のイメージ」だそうです。翻訳アプリ使うと「環境光」などと出てきます。
がま口の原理?で開きやすいデザイン。
高級感のある見た目ですが軽くて良きです。
ただし指紋はめちゃくちゃつく!
さらっさらで細かい粒子。繊細という言葉がぴったり。
ローラメルシエのチークインフュージョンの粉質に似ています。
このパレットにはAMBIENT LIGHTING FINISHING POWDERというプレストパウダーのようなシリーズの中から「Dim light」「Radiant light」という色が、AMBIENT™ STROBE LIGHTING POWDERというハイライターシリーズから「Incandescent light」という色が入っています。
スウォッチ
わかりづらそうだったので、少し濃い目のファンデの上から塗りました。
指でしっかり塗ったのでこういう発色ですが、ブラシで乗せるとふんわり上手にぼけてくれます。
アンビエントライティングパレットの使い方
ここからは、わたしがパレットの色をそれぞれどのように使っているのか書いていきます!
DIM LIGHT
ベージュに影が落ちたような色だと思っています。ラメなしです。
寒色のような暖色のような不思議な色なのですが、実際公式サイトにも「寒色と暖色の中間のような色」的なことが書かれていました。
公式サイトには、顔全体に塗って毛穴やしわなどの肌のアラを隠すことができるとあります。
これを塗ると少しツヤが出ます。“ツヤ”といっても全然わからないくらいの控えめなツヤで、素肌に比べるとすこし光沢があるようなないような…?という絶妙な輝き具合。
つけていない肌とつけた肌を比べないとわからないレベル。でもこれがないのとあるのとでは仕上がりが違うと感じます。
すっぴんに乗せても若干フィルターがかかったようにきれいに見えますが、ファンデなどを乗せた後に使うと仕上がりが変わります。(というかファンデに乗せる前提で作られていると思う)
わたしが特に気に入っているポイントは、クマをすごくナチュラルに隠してくれるところです!
私が悩んでいるのは青クマなのですが、顔が白めで一部血管が透けるほど目の周りの皮膚が薄いようで本当に目立つんですよね…。コンシーラーやファンデは塗れば塗るほど見た目が悪くなっていくし…。
クマ隠しパウダーと言えばローラメルシエのシークレットブラーリングパウダーが有名ですよね。実は私もこれを持っているのですが、私の肌やクマには合わなかったようで全然上手に隠れなかったんです。
でもDIM LIGHTを目の下に塗ってみた時はびっくりして鏡を二度見してしまいました。
お人形の肌みたいに完ぺきに隠すわけではなく、ふんわりと上手にカモフラージュするというか…妙な光沢感もやり過ぎマット感もなく程よいツヤだからこそなせる業なのでしょう。
今では必ずコンシーラーの後にこのDIM LIGHTを乗せるようになりました。
dimという言葉には、「薄暗い」とか「ぼやけた」とかそういう意味がありますが、この場合は「ぼやけた」っていう意味なのかな?
とにかく肌のアラをやり過ぎず、でも塗る前よりは確実に見目よくしてくれるフェイスパウダーだよ!!!
INCANDESCENT STROBE LIGHT
私たちがハイライトと聞いて思い浮かべるような、光を集めるタイプのハイライトです。
セフォラで見た時にこれいつか買う~!と思って、購入のきっかけになったパウダーです。
海外コスメによくあるペカーっと感はなく、ほんわかと光を集めてくれるのでナチュラルに仕上がります。
ラメ入りだけど、このラメも繊細なのでギラギラと目立つわけではありません。
まさに誰にでも安心してすすめられるハイライト!!
わたしは特に眉上や鼻筋に使っています。
RADIANT LIGHT
公式サイトによると日光に照らされたような色をイメージしているらしい。
温かみのある色で、この色にもラメが入っています。公式の使い方に沿って、わたしもシェーディングとして使っています。
粒子が細かいからかふんわり色が乗るので元の肌色とのギャップが激しく出ない👍
マットなシェーディング用パウダーって、茶色がくっきり乗り過ぎて元の肌とのギャップ半端ない…舞台用のメイクか?、みたいになってしまうことが多々あるのですが、これはそういう心配がありません。
メイクブラシで適当に塗るだけでいいかんじに顎や額を削ることができます。
もちろんハイライトとして使うこともできますが、私の肌色でそれをやるとオレンジの主張が強すぎて違和感がありました。
単品でも買える!
今回紹介したものは3色セットのパレットでしたが、限定カラーではないのでそれぞれ単品でも購入可能です。
アワーグラスの粉はアメリカのコスメらしくミニサイズが多く用意されています!このパレットのサイズだとミニサイズの大きさなのですが、正直これで十分…。(顔全体に大きなブラシでサーっと塗りたいなら少し小さく感じるかも)
ミニサイズは$24、フルサイズは$40です。
最初に書いたけど3色パレットは$64なのでミニサイズ3つ買うよりも若干お得です。
現品のサイズ感は次のお肉チークの写真を参考にしてみてください!
おまけのお肉チーク
ここからはお肉のようだと話題になったアワーグラスのチークについて。
お肉チークも上のパレットと同じように粒子がすごく細かいの!サラッサラで粉砂糖のよう(それよりも繊細)です。
アワーグラスのチークはパウダー同様に、マット寄りの「AMBIENT LIGHTING BLUSH」とそれよりも輝きが強い「AMBIENT STROBE LIGHTING BLUSH」の2種類があります。
私の持っているのはAMBIENT LIGHTING BLUSHの「DIFFUSED HEAT」という色。
コーラルピンクとイエローが混ざったような見た目で、細かいラメ入り。これはフルサイズなので$40です。
これも微細なラメ入り。
上で紹介したDIM lightのように繊細なツヤ感です。
ほんのり優しく頬に溶け込むような色づきで上品に仕上がります。
塗った瞬間、すでにぼかしまで完成させときました!!!みたいな仕上がり。
ローラメルシエのチークインフュージョンの仕上がりが好きな方は気に入るのではないでしょうか!
ローラメルシエ(これはチャイ)はマットだけどアワーグラスのほうは少しツヤっとしています。
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ここまでお付き合いくださりありがとうございました。
パレットはベーシックでおとなしい感じなので、ぐわっと心をわしづかみにされるようなインパクトはないのですが、とっても実用的です。毎日手に取ってしまうような安心感がある!
チークは見た目かわいくてインパクト強めですよね。ただこれも毎日ついつい手が伸びる安心感のある仕上がりです。
もっと光が強そうなストロボの方のチークは試したことがないけど、そっちも気になりますね!
アワーグラスはルースパウダーやスティックファンデもアメリカでは人気です。あとリップが細くて美しいんだよね。