これ家で出来ていいの!?たるみの改善に引き締め特化のニューアリフト

こんにちは!

今回は珍しく美顔器のことを書こうと思います。

歯の矯正をする以前、わたしの歯はしっかり噛み合っておらず、上手に顎を動かすことができていませんでした。

その顎の運動不足で出来た顎のラインのもたつきが気になる…!

これ以上たるませたくないな、あわよくば戻らないかなと思っていました。

美容が盛んで人件費も安い日本や韓国だとたるみ防止レーザーなどの美容医療って気軽なものですが、アメリカだとびっくりする見積もりが出ることも…!(出してもらったことがあります)

ということで手軽にできるホームケア商品を探していました。

できれば日本でも売ってる物がいいな(説明やトラブル時に日本語で探せるので)と思いながらいくつかの候補から絞って決めたのが、イスラエルの美顔器「NEWAリフトニューアリフト )」でした。

メモ:イスラエルはハイテク技術大国として有名で医療機器や美容機器も多く生産している国です。

日本の公式サイトに思った以上に情報が少なかったので、今回は英語版公式サイト(英語版というかアメリカ公式)に書いてある説明も含めてニューアリフトの特徴や気になる点をまとめたいと思います。

※目に見えて効果があった!ということは本記事内では書きませんが(もっと歳を取れば目に見える効果が出るのかも)、予防も兼ねているスタンスなので、ビフォーアフターを語る記事ではないという点ご了承ください。

出来ることは引き締めだけ

日本国内ブランドの美顔器も色々調べていましたが、機能が多すぎて説明を読む時点ですでに頭が混乱することも多かったです。

その点、ニューアリフトは顔と首の「引き締め(たるみの防止)」のみなので、どんなに読解力がなくても理解できます。笑

本体のフタを開くとこんな風になっていて、

この電極に専用ジェルを塗って顔をくるくると滑らせるタイプの美顔器です。

3DEEP®テクノロジーとは

ニューアリフトには3DEEPテクノロジーという技術が搭載されていて、

サブマイクロ波(※)が
→肌の内部を温め、
→コラーゲンとエラスチンの生成を促す
→肌を中から引き締める

という仕組みなのだそう。

メモ:※サブマイクロ波は高周波とも呼ばれ、医療用の電気メスやガン治療などにも利用されています。

英語版のサイトでは真皮層まで到達すると書かれていますが、日本の公式サイトには「お肌の深部*まであたためる独自の3DEEPテクノロジー *角質層」と書かれています。(そのせいではじめ混乱した)

角質層までしか効果のない美顔器要るか…?と思ったけど、日本の薬機法だと角質層以上には言及できないようですね。

もし本当に角質層までしか熱が届かないならコラーゲンにもエラスチンにも影響を与えない気がしますけどね。

ジェルは日本人仕様だそうですが、本体にその言及はないので海外で売られているものも日本で売られているものも同じスペックだと思いますが、日本公式サイトの煮え切らない説明の背景にはこういう事情があるようです。

気になる方は英語のサイトも読んでみてください。

実際に使ってみると、ぬるすぎず熱すぎずお風呂のようなリラックスできる温度を肌の内部に感じます。

この温度でコラーゲンの再構築ができるとしたら、洗面器に入れたお湯にしばらく顔を浸けていれば同じなことができる気が…。

しかしそんなことを頻繁にすれば、お湯の強い脱脂力で顔の皮膚はひどく乾燥してひどいことになると思います。

だから肌の内部「だけ」を上手に温める3DEEPテクノロジーという技術が開発されたわけですね。

3DEEP®テクノロジーは同社が作った美容クリニック用の機器にも搭載されています。

美容クリニックでも使われるような家で気軽に体験できるなんてうれしいですね。

美容皮膚科の施術で一番好きで続けてるのは

テノール👩‍⚕️

正確に言うと、ポチャ顔なので、脂肪を減らすキャビテーション付きのウルトラアクセントにしてます

地味で、患者さんウケはあんまりw笑

でも原理上は組織を痛めず、アンチエイジングできる

効果の範囲も広くて骨の衰えも防止できる!

— ベル先生🥀美容皮膚科医 (@drbell_sensei) January 16, 2020

また、ベル先生のツイートで以前からテノールに興味があったのですが、ニューアリフトもテノールと似た原理と知ったことでさらに買ってよかったなーという気持ちに。

さらに美容インフルエンサーのmimiさんも愛用されていると後で知り、買ってよかった感が更に増しました。笑

https://mimi-skin.com/archives/newalift20200308.html

他にも肌や美容医療機器の仕組みをしっかり理解している方々がニューアリフト を紹介されているのをたびたび目にします。そもそもこれ美容クリニックや皮膚科等にも置いてあるみたいですね。

施術可能部位

目の下の骨の部分(頬)、口元、アゴ、首。

電極の一部が浮いてしまうような箇所、おでこや小鼻や身体への使用は推奨されていません。※

※英語版のサイトではおでこ、デコルテに使って効果があったユーザーもいます、というような説明がありました。

ただ人種ごとに肌の構造が違うのでアジア人なら日本の方法に従うほうが無難だとわたしは思います。

購入セットの内容

わたしはニューアリフトをアメリカで購入しましたが、日本公式サイトを見ると日本で買っても同じ内容の様子。

本体、アップジェル1本、電源プラグ1個、ポーチ1個、クイックマニュアル、取扱説明書

が入っていました。

電源コードの有無について

使用時に電源コードを使う(コンセントから有線で使用)タイプと、充電式のコードレスタイプがあり、わたしは有線タイプを購入しました。

有線タイプ購入した理由は、コードレスタイプよりもだいぶ安かったからです。

日本だと電源コードタイプはコードレスに比べて保証期間が1年長いので、そのあたりも考えて買うといいと思います。あとコードレスは色が紫しかないようです。

電源コードタイプ→税込 69,080円
コードレス→税込 75,680円

ジェルについて

ジェルは日本で買うと無香料で日本人に合わせた処方らしいです。

アメリカのジェルは不快な香りではないけど、香りはキツめです。

ちなみに1本3850円なのでちょっとしたデパコスばりの値段ですが、思っていたよりチューブが大きい(130ml)ので意外と持ちそうです。

1日おきの使用で約1〜1ヶ月半持つと公式サイトに書かれていましたが、顎ほほ首フルで使うのか一部分だけ使うのか、ということや使用頻度によってはもう少し持つと思います。

パカッと開くタイプのフタで使いやすい。

収納ポーチもついていました。

海外製品付属の小物の品質にあまり信用がないのですが、これはジッパーもスムーズで裏地もついています。

ただ電源コードとジェルと本体がぎりぎり入るくらいの大きさでした。

使い方

※使用は1日1回まで、1日おきが推奨されています。(英語版では週4~5回ですがアジア人なら日本の推奨を守るほうがいいと思います。)

1.メイクを落として顔を清潔な状態にする

化粧水くらいは塗っても問題ないようですが、専用ジェルの伝導効果を妨げてしまう可能性があるのでクリームやオールインワンジェルのような厚みがあるものは塗らないほうがよさそうです。

2.電源コードを本体に繋げ、コンセントに刺す

3.横のスイッチを2に切り替える

ケア中に熱くなりすぎたら1に切り替えます。

3.本体の電極にジェルを適量塗る

電極をカバーするようにジェルを乗せます。

上の写真だと左側の電極のカバーがおろそかになっていますが、指でひろげています。

4.トリートメントボタンを押す

写真の青く光っている部分がボタンで、使い始めるとこの青い光が点滅します。

5.本体でジェルを塗り広げ肌の上でクルクルと動かし続ける

同じ場所で20秒くらいくるくると滑らせていると徐々にあたたかくなります。

1エリア4分の使用が推奨されており、ボタンを押して4分経つと軽い振動後に停止します。

6.エリア移動時はジェルを追加

最初に塗ったように、電極をカバーできるくらいの量を乗せます。

7.ケア終了後、ジェルはふき取る

ニューアリフトは水洗い不可なので、コットンやティッシュでふきとっています。

8.洗顔して顔についたジェルを落とす

そのまま終了できたらいいのですが、ジェルを洗い流すために再度洗顔する必要があります。

本体について

本体はかなり軽い

重さはたった117gで、機種によってはスマホより軽い!

iPhoneとGalaxyと比べてみましたが、ニューアリフトが一番軽かったです。

顔の高さを維持しながら使うので軽さは重要ですね。この軽さは全然疲れません。

マウスより少し大きいくらいのサイズも持ちやすいです。

温度が上がりすぎると

ケア中に温度が上がりすぎると、ボタンが緑になって教えてくれます。(わりとすぐなる)

緑になると確かに熱いなと感じるので、サイドのスイッチを1にする or 別のエリアに移ります。

気になる点まとめ

日本語英語のサイトを参考にしています。

痛みと熱さはどのくらい感じる?

わたし個人の感覚だと、痛みは全くありません。

熱さに関しては、38度くらいのお風呂(リラックス&ほっこりできる温かさ)からだんだんと40度~くらいのお風呂(長風呂はできないなあと感じる温度)に代わっていく印象です。

使えない人はどんな人?

・母乳育児中の人

・顔面部に金属プレートやボルトが埋め込まれている人
・金属製のスレッドリフト(金の糸など)が入っている人
・顔面部にピアスをつけている人(外せばOK)

逆に使えなさそうで使えるパターンは以下の通り。

・歯のインプラント、歯の充填物がある人
・顔面以外の金属埋め込みがある人(体幹・四肢など)
・シリコン・樹脂の埋め込みがある人
・スレッドリフト(ハッピーリフト、ミントリフト等)がある人
・ヒアルロン酸、ボトックスを入れている人
・歯科の矯正器具がついている人

使えないときはどんな時?

・ニキビや湿疹などの肌荒れの症状があるとき

・日焼け後に肌が赤くなっている場合

他の美顔器と併用できるのか

イオン導入:NEWAリフトの後、ジェルを流してから使用可
ピーリング系の美顔器:最終使用から2週間空ければ使用可
フラクショナルレーザー:最終使用から1ヶ月空ければ使用可

クリニックのほかの治療と併用可能かどうかは、医師に相談する必要があるとのことです。

英語版のサイトにはボトックスやヒアルロン酸注入は注入から2週間空ければ使用可と書かれています。

実際に使ってみて

※ここでは肌への効果に関する言及は避けます

使いやすさ

ボタン(スイッチ)が2つしかないので、使い方はすぐに覚えられました。

買う前にはコードレスのほうがいいんじゃないかとすごく悩みましたが、ドレッサーのすぐそばにコンセントがあるので有線でも全然問題ありませんでした。

使い始めてすぐに温かくなるので、トリートメント自体はさっと終わります。

ジェルを塗る工程はあるものの、「使おう!」と思ってからの心理的ハードルは低めだと感じました。

手間

使おうと思ってからは早いのですが、トリートメントが終わった後にもう一度洗顔しなければならないのが個人的に一番面倒だと感じます。

日本版のジェルはどうかわかりませんが、わたしのジェルは水でサラーっと落ちないので洗い流すのに地味に時間がかかるからです。

ジェルはスキンケアのようにそのまま肌に浸透させてよければ完ぺきだったのに…

あと、美顔器にはつきものですが専用ジェルを3850円で購入し続けることに抵抗を感じる人は多いと思います。


多少の手間やジェルの出費はありますが、重力に逆らう手段を得られたのうれしすぎる!

肌の内部のコラーゲンを温めるとどうなるか、ということを知るとこの美顔器の存在意義がよく分かると思います。(そのへん知らないと、あの公式サイトの説明ではモヤるかも)

クリティカルで納得できるシステムの美顔器を買うことができてよかったです。

洗顔が面倒とか言っていないで使い続けていこうと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございましたー!

※楽天でも売っているのを見かけますが、高価なものなので公式サイトから購入することをおすすめします。

ニューアリフト