こんにちは!
わたし普段ぜんぜんYouTubeを見ないのですが(じっと映像を見ていられないという理由..)、たまーにYouTubeを開いたときに唯一見ているのがマリリンこと福世優里さんのチャンネルです。
そのマリリンさんがブラシセットをプロデュースしていたと知り、即購入したので今回はそのレビューです!
あそこまでメイクが上手でメイクにこだわりがある人のブラシ買って損はないだろうな…と思ったし、マリリンさんのプロデュースならアメリカで買えるコスメとも相性がよさそうだなと思ったからすぐ買ったよね。
Contents
SIXPLUS Melodyシリーズ
税込5390円。わたしは楽天で購入。
高級感のある箱に入って送られてきました~!
ユニークなメイクの旋律を奏でてほしい、そんな思いからMelodyシリーズにしたのだそうです。
1セットの内容は以下の通り。
- ブラシ10本
- ブラシスタンド
- ケース
- ブラシ保護ネット5枚
ブラシ一本1000円なんて当たり前なのに10本もついてきちゃってるのに、さらに付属品が豪華!!!コスパ!!
ケースとスタンド
ケースのこのボタンはマグネットなので力を入れなくても閉じます。
ケースのクリア×ブラウンが個人的にかなりツボです。老若男女使いやすい色でいいよね!
色もだけど質感もマットなので汚れにくいそうです。
うれしいですね、こういうちょっとしたストレスがないデザインが大好き~!
ケースの中から出したこれはなんとブラシスタンドなんですよ!
コップ型でもポーチ型でもなく…今まで見たことないものが出てくるとは思わなかったです。
一列に横に並んでいるので背の低いブラシも細いブラシも、大きなブラシに埋もれません。
使いたいブラシをすぐ手に取ることができます。天才か???
脚と本体にはストッパーがついているところもさすが。
正直このブラシセットの値段は破格だと思うんですけど、小さな工夫が色々なところに施されていて嬉しいです。
ただし「便利なんだけどこれを置くスペースないかもな~」と思ってたんですよね。
でもこんなかんじで壁に立てかけられるのも、スタンド型の良さだということを知りました。
これでとても便利なのでこのまま使っています!
メイクブラシ
メイクブラシの毛はすべてナイロン製。
個人的に動物の貴重な毛を頂戴してまでメイクはしたくないのでナイロン製はうれしいです!
自然に抜け落ちた不要な毛を使っている企業もあるそうですが、そうでない企業も世の中にはたくさんあるそうです..そりゃそうだよね。
持ち手は木製で、高級感があり飽きがこないデザイン。
ブラシのラインナップは以下の通り。
- ファンデーションブラシ(楕円)
- フェイスブラシ
- チークブラシ(つくし型)
- シェーディングブラシ(斜め)
- ハイライトブラシ(斜め)
- ノーズシャドウブラシ(斜め)
- アイシャドウブラシ(大)
- アイシャドウブラシ(小)
- アイシャドウブラシ(平)
- アイブロウブラシ(斜め)
ファンデーションブラシ
ちっちゃいのでカブキブラシ…?と思いきやファンデーションブラシ。
ナイロンとは思えないやわらかさで、チクチク感は一切なし。
切り口も肌に密着するように設計されています。
広い面にファンデーションを乗せるのに適したブラシなんですが、絶妙な大きさで鼻の周りにも使いやすいです。
パウダーでも試しましたがパウダーも全然いけますよ。
密度が濃くて毛が短いブラシなので、小鼻の毛穴を隠すこともできるブラシです。
マリリンさんいわく、下から上方向に使うと毛穴が隠れるそうです!
毛はふわふわなんですけどひとつ気になることが。
ごく普通にスライドさせて使うとどうしても筋ができてしまう…!
ブラシとファンデの相性が重要なのかな…?
スライドさせた後最後におなじブラシでポンポンとスタンプのように仕上げると筋はなくなりましたが、これだと2度手間なのでスポンジでいいかも…!
(マリリンさんはクルクルスライドさせる方法もスタンプ塗りもできるよって言っていました)
相性のいいファンデや自分に合った塗り方を探っていこうと思います。
マリリンさんは動画の中で「ふわ~っと」という言葉を使っていたのでわたしが力を入れすぎなのかも。
下地には筋が入っても問題ないので、とりあえず今は下地用ブラシとして使用しています。
スポンジを使うとどうしてもスポンジ自体に下地を吸われてしまうし、ブラシなら手が汚れないので下地を塗るとき快適ですよ♪
フェイスブラシ
外向きにふんわり広がったパウダーブラシ。今回のブラシの中で一番ボリュームがあります。
ふわっふわなんですが、粉が飛んでいかないように意外と密度が高くてコシがあるつくり。
肌に密着するようにすこし平たい形になっているそうです。
パウダーブラシと言うとクルクルしながら乗せがちですが、これは平たい面でトントンと置くようにパウダーを乗せるのがおすすめだそうです。
トントンと密着させるように乗せることでメイクが崩れにくくなります。
この発想なかった…!!!
半信半疑でこの塗り方をしたら、いつも皮(角質)がむけて汚く見えてしまう眉間がノーダメージでびっっくりしました。同じファンデとは思えない仕上がり。
いつものクルクル塗りだとただでさえはがれやすい角質を毛羽立たせていたのかも。
乾燥肌でファンデ塗ると乾燥した部分が悪目立ちする方はこのブラシで解決するかも…!
チークブラシ
チークブラシは、中央部分が一番太いつくしのようなレモンのような形です。
毛が長めで、パウダーブラシとちがってコシがなく柔らかいです。
わたしの経験で言うと今まで見た中で一番大きなチークブラシです。
毛の密度が濃くなくてふわふわなので、鮮やかな色のチークを乗せても濃く派手にならないのは個人的にありがたいです。
毛が長くふわふわなので、ムラなくグラデーションにぼかしたみたいに乗せられるのもうれしい!
カラポの鮮やかピンクでもこれで塗るとローラメルシエのブラッシュインフュージョンみたいな発色になる。
その反面、発色が控えめのチークはこれで塗るとなかなか色が乗りません…!
MACのエクストラディメンションブラッシュみたいに表面がサラーっとしているチークや、発色抑え目の国内メーカーのプチプラチークなども何度かストロークする必要があると思います。
濃いチークなら時短になるけど、うすいチークだとそれが裏目に出ると思います。
パウダーブラシとチークブラシの比較
シェーディングブラシ
シェーディングブラシは短め×硬めの斜めカット平筆です。
こんな風に上から見るとだ円形。
マリリンさんは頬骨の下(口をすぼめるとへこむところ)にガッツリ入れて、そのあとぼかすということをやっていました。
ただこのブラシ自体がよく欧米のコスメで出てくる形状&用途の物なので、マリリンさんのように普段からカットクリースで欧米風のメイクをしない方だと持て余してしまいそうなブラシです。
わたしもシェーディングは太いブラシでふんわり入れるだけなので、ガツンと影が入るこのブラシの出番はあんまりありません。(追記:使ううちに気づいたのですが、ふんわり入れるよりも明らかに小顔に見えるこのブラシの魅力にとりつかれ、今ではガンガン使っています…!)
また、幅が細いのでノーズシャドウにも使うことができます。
簡単に直線が描けるので鼻筋あたりに細くまっすぐな影を入れたいときは役立ちます。
が、デーモン閣下ばりに影が入るのでそのあとぼかす作業が必須&ナチュラルメイクのノーズシェードにしてはしっかり入りすぎるので要注意です。
マリリンさんは後で出てくるノーズシャドウよりこっちの方がふわっと影が入ると言っていましたが、わたしは逆に感じました。
このブラシの方が硬いのでフチがぼかされずカッチリした線になります。
ハイライトブラシ
ぎゅーっと毛が集まった、かなり硬めのハイライトブラシです。
わたしはふわふわ系のハイライトブラシしか持っていないので新鮮!
斜めカットでこれまた肌に密着しやすい仕様です。
切り口が平らで狙ったところにハイライターを重ねやすいので、輝き具合の調整が簡単にできます。
パウダーハイライターだけでなく、クリームハイライターにも使えるように作られているそうです。
このロムアンドの半固形・半クリームみたいなハイライト、フワフワのブラシだと全然取れないのですが、
このブラシでなぞったあとにはしっかりとラメがきらめく道ができる感じ…!
肉眼でだともっとしっかり、このブラシと同じ幅のハイライトの筋が見えます。
斜めカットの先端を使うと、唇の上にハイライトを入れるのも簡単でよきです。
いつも指で塗って広く入れすぎてしまう問題が解決しました!すき。
ここからは細めのブラシの紹介です。
ノーズシャドウブラシ
なんとノーズシャドウ専用のブラシ!
斜めカットでフワフワのブラシです。
アイシャドウブラシとかなり似ているので紛らわしいのですが、用途を刻印してくれているので安心。(他のブラシにも刻印されています)
別メーカーのブラシでは自分でマステに用途を書いて貼っていたので、既に書いてくれていてうれしい!
フチをふんわりぼかしたように描けます。
こちらのブラシのが小回りが利くので、ノーズシャドウにこだわりがある人はディティールをこだわれると思います。
この大きさでもわたしは十分使えるのですが、欲を言うともう少し細くてもよかったかも。
普段あまりガッツリノーズシャドウ入れない方、眉パウダー付属の筆でついでにノーズシャドウ入れてる方とかはこの筆が太く大きく感じると思います。
ぼかしやすいところはいいと思います。ノーズシャドウはぼかしてなんぼですからね..!
アイシャドウブラシE85(大)
ぜひもう1本洗い替えに欲しいブラシです。
アイホールに薄いベースカラーを乗せるのにピッタリ。
自動的にふんわりとぼかしたように色が乗ります。テクニックがなくても上手に仕上がる!!
こういうタイプのアイシャドウブラシはすでに持ってるんですけど、それは欧米メーカーの物なのでわたしのまぶたには大きすぎる&濃く乗りすぎるという悩みがありました。それを解決してくれたブラシ!!
塗った時のスウォッチは後で他のブラシとまとめて紹介します!
アイシャドウブラシE87(小)
こちらももう1本欲しいブラシ。
E85のブラシよりも密度が濃い目で細く、上から見ると正円の形です。
アイホールの半分くらいのところから目の際までに中間色を入れたり、目尻側に中間色を入れたりするときに役立ちます。
やはりムラなくぼかしたように美しく塗ることができます。
E85より密度濃く塗れるんだけどムラにならず、境目は勝手にブレンディングが終わっている感じ!
アイシャドウブラシE88(平)
硬くて細い平筆。
アイラインを引くときに使用。普段極細のリキッド筆ライナーを使っているとアイラインにしては太すぎない?と思う方が多いかも。
でも意外とうまく塗れます。後ほどメイクした写真出てくるので見てみてください!
アイラインに含まれるかもしれませんが、下まぶたのキワに色を乗せるときも活用しています。
わたしは基本的にアイラインはリキッド筆を使うので、下まぶた用に使っています。
フワフワの筆や先細り型の筆で乗せるよりも絶対にキレイに乗ると思う。
また、欧米のモデルのように「しっかり眉」にしたいときの眉下のコンシーラー塗布にも使えるそうです。
コンシーラーとの相性もあるけどわたしはこれをコンシーラーブラシとして使う時もあります。
各アイシャドウブラシのスウォッチ
スウォッチというか、筆跡?
すっぴんからメイクをした、の図
アイシャドウめっちゃきれいにグラデなってません??薄い色と濃い色の2色使っています。
このアイラインもブラシだけで引いています。
アイブロウブラシ
斜めカットのアイブロウブラシ。
眉毛1本1本を描き足すことができるような細さではありませんが、眉尻は違和感なく描ける細さです。
眉と眉の間の隙間をパウダーで埋めるのにちょうどいい太さで、普通に使いやすいアイブロウブラシです。
軽いのでストロークしやすいところもいいです。
斜めカットのアイブロウブラシは一つ持っておくとラクですよね。
上の2本線はアイシャドウブラシの平筆。その下が斜めカットのアイブロウブラシです。
平筆はまっすぐひきやすくて、アイブロウブラシは払いが描きやすいです。
ブラシのカバー
ブラシをケースから出して単品で持ち運ぶときようのカバー(というかネット)が5本分入っていました!やさしい気遣い!
全体的に見て、メイク初心者さんのためのスターターキットというよりはメイクマニアのためのブラシセット!な印象でわたしは満足です。
ただマリリンさんの欧米風グラマーメイクに合わせて作られているので、普段がっつりメイクをしない人や日本人らしいナチュラルなメイクが好みの方は、あまり出番のないブラシが数本出てくるかもしれません。
わたしのお気に入りはパウダーブラシとハイライトブラシとアイシャドウブラシです!
アイシャドウは3本あったけどどれも毎日出動しています。
もしバラ売りで売られることがあれば買い足したいブラシが何本かある!!
使ったことのない形状のブラシも入っていて色々と使い方を実験するのが楽しいです。
たったの5400円くらいでこの満足感。メイクが楽しくなるのはもちろん、実用的で毎日のMUQ(メイクアップクオリティ)が上がります!
最後まで読んでくださりありがとうございました♡
公式サイトで購入の場合、以下のコード入力で10%offになるそうです。(自分の購入時は知りませんでした..)
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