こんにちは~!
わたしはThe Ordinaryの商品を使い始めて一年以上が経ちましたが、長いこといろいろなサイトで欠品が続いていますね;
アメリカからも気軽にThe Ordinaryの商品は買えるのだけど、カナダから近いアメリカでさえ、ものによってはずっと売り切れているアイテムもあります。
スキンケアが良かったのでスキンケア以外にも挑戦してみようと思い、去年ファンデーションと下地を買っていました。(ちなみに下地数種類とファンデ以外にメイクアップ商品はないようです)
去年からずっと使い続けていたので、レビューを書き残しておこうと思います!
Contents
実店舗で色選び
去年の1月カナダに行ってきたのですが、カナダと言えばThe Ordinaryのお膝元。DECIEMの実店舗がいくつかあるので、寄ってきました!
ファンデーションのバリエーションはSerumとCoverageの2種類。
値段は1つあたり6.90CAD+税でした。日本円で612円くらい。(え)
この価格はキャンメイクを思い出す…!キャンメイクでももう少しするときあるよね?気軽に試そうと思える値段ですね。
SPF15で日常使いにちょうど良い紫外線カバー力です。
ファンデーション2種類とシリコン系のプライマーを購入するに至りました。
色はお店の人に選んでもらってどちらも1.2Nを買いました。
わたしは色白めかつイエベ春(2nd夏 )のパーソナルカラー診断結果だったひとなので、色選びの参考になるといいのですが。
参考までに他のメーカーのコンシーラーと色を比べてみました。2つとも1.2Nだけどserumがcoverageより薄づきなので明るい色に見えます。
なんの疑いもなくコンシーラーで比較したけど、今レビューしているこれファンデでしたね;(えっ)
画像の中のCTに対するコメントも「ちがう、そっちじゃない」感が…すみません;笑
手のひらにすっぽりと収まるコンパクトなサイズ感。
ノズルもボディもマットな質感で、シンプルパケが心地よいです。
ただし黒マットのノズルはNARSのパケみたいに結構汚れが目立ちます。
フタはないけど、押し込んで回すとノズルがロックされるタイプです。(ロックのかけ方はいまだによくわからないけど、たまに誤ロックしてしまう)
Serum Foundation
Serumは美容液という意味で使われることもありますが、これは美容液成分配合というわけではないそうです。
美容液のようにサラーっとしている?ということなのかな?何となくイメージはできますが。
シャバシャバしていて手の甲に乗せるととろんと垂れてくるようなテクスチャ。
“カチカチと上下に振って使うタイプの日焼け止めをもっとゆるくした感じ”とイメージすると近いかも。
伸ばすと少し肌が透けます。すうっと溶け込むように肌に乗るので塗っていることを忘れる軽さです。
分厚くないので一見塗っているのかわからないし、実際下の肌は透けるんだけど、全体を一定の濃さで均一に覆ってくれるような感じ。
上の写真は太陽光下で撮影したすっぴんと塗った後の写真です。
下地の類は使ってない&普通のカメラで撮影し明るさの処理などしていません。
また、水を少し含ませたリアルテクニクスのオレンジのスポンジで塗っています。
上の写真は塗った直後だったのでツヤが目立ちますが、塗ってから時間が経つにつれてツヤは消えてふんわりマット仕上げになっていきます。
シャバシャバしているわりに、赤みと毛穴は結構目立たなくなります。(パールが入っているカラーは毛穴が目立つという声もある。これは入ってません)
そばかすとかシミは透けるので完全無欠の仕上がりを求める人じゃなくてナチュラルメイクにしたい人向けですね。
でも肌トーンが均一になることで目立たなくなる効果はあります。
ただね!上の写真は「肌のコンディションが好調の日に塗ったら」という話なんだよね…。
分かる人にはわかると思いますが、すこしでも乾燥や肌荒れしている時に乗せると、もはや塗らない方がいいくらいに仕上がりが汚くなります。(白目)
公式では粉っぽく見えないと書いてあるけど肌の一部分が少し乾燥しているだけでも粉っぽく汚い仕上がりになってしまい、毎度使うのに覚悟がいります;
わたしは数か月前まで皮がめくれてしまうくらい肌の乾燥に悩んでいて(今思うと季節関係なかったからターンオーバーの乱れだった説)、その間さまざまなファンデとコンシーラーを試していました。
それらの中でもこのserumファンデは特に乾燥肌と相性が良くなかったです。
上の写真は乾燥が一番ひどかった時にserumを塗った直後の写真です。肌の上の角質の存在感を肥大させてしまってる…!
(そもそもここまで肌が荒れていたらファンデのうんぬんの問題ではないということはわかってます;笑)
結論、「表面的なアラをナチュラルにカバーして元からきれいな肌みたいにしてくれるファンデ ※肌のコンディション良好が前提」だなと思いました。
実際他の方のレビューを見ているとこのファンデーションを絶賛されているとある方は脂性肌でした。(他の方は肌質書いてなかったので不明)
今はわたしも上の写真ほどの乾燥は収まりましたが、部分的に乾燥している日もあるしこのファンデはやっぱりハードルが高い!
ツイッターのフォロワーさんとも話してたんだけど、The Ordinaryさんに「まずはうちのスキンケアでその肌状態を完ぺきにしろ。ファンデを使うのはそれからだ!」と言われているかのよう!笑 スパルタだ!!笑
この値段でこのフォーミュラは素敵だけど、使う人を選ぶのでその点念頭に置いてお買い物されるのがよろしいかと!(それにしても試しやすい値段だけど)
Coverage
名前そのままでSerumよりもカバー力が高いCoverage。
液を出すとSerumよりも濃くてぷりんとみずみずしい。肌が透けにくいしあがり。
この写真だとだいぶ厚塗りっぽく見えますが、角質がこんなに分厚くない顔だともう少し違う仕上がりです。
Serumと同じ条件で撮影した写真です。Serumよりもほんのすこしだけツヤ感が強いのですが、こっちも仕上がりはふんわりマットです。
わざと黒子とそばかすが多い部分で撮影してみましたが、濃いもの以外は隠れていますよね。
Coverageと名付けられていますが、仕上がりが人間の肌の質感と似ているので「ファンデでカバーしました!」という見た目ではなく本当に「元の肌です」っていう感じになるのはすごいと思います。
CLIOのNUDISM velvetと仕上がりが似ている。
これを塗っているときにふと鏡を見て「あれ?まだファンデ塗ってなかったっけ?」って思うときあるもん。(Serumも軽いので素肌がきれいな人が塗ればそう思うのかも)
質感比較
Serumは半端なカバー力だなと思っていたのですが、世界と日本では化粧に求めるレベルが違うからかな?と思うにいたりました。
わたしなりに日本人女性の感覚を想像してみると、Coverageくらいのカバー力がちょうどよいんじゃないかな。と思いました。
「近所に買い物に行くだけ用」とか「色つき日焼け止めの感覚で」みたいなかんじならSerumを選ぶのはアリだと思います。
ハイスプレッダビリティ フルイドプライマー
ファンデと一緒に買った化粧下地です。7.9CADだったので日本円で800円前後ですかね。
一緒に買い物に行った現地の友達が「口コミがいいみたいだからこれ買お~」と言っていたのですぐさま真似しました。笑
名前だけだとよくわからないけど、これはシリコン系のプライマーで、日本だと「毛穴レス下地」的な名前で売り出されることの多いタイプのやつです。
ポンと置いておいてもこんなにも気にならないデザインの下地ははじめてだよ(ファンデもだけど)!
ただしそれゆえにOrdinaryのスキンケア商品と一緒に並べておくと、お風呂から上がった後のスキンケア時に毛穴レス下地を塗る事故が起こる可能性あるので気をつけてください;
わたしはナイアシンアミドと間違え、寝る前に盛大に顔に塗ったことがあります。笑
家にあった毛穴レス下地の仲間たち。The Ordinaryのプライマーと比べてみたけどどれも結構似ていました。
これらはジェルっぽい(固形)のですが、The Ordinaryのプライマーはもっと液体っぽいので顔に広げやすい。
肌にスッとなじんでフラットでサラサラマットな質感に仕上げます。
サラサラだけどカラッカラに乾燥する感じはなくて少しうるおいを感じるほど。(保湿効果のあるフィルムが肌を覆うらしい)
透明で伸びがめちゃくちゃよくてすぐに肌になじみます。
肌がフラットになって上から塗るファンデやチークなどがきれいにのりやすいです。
仕上がり自体はさっき写真を載せたベアミネラルやYSLの下地と似ているので既視感があったけども、あれらの下地よりだいぶコスパがいいしパッケージもおしゃれだしで最初からこれだけ買っていたかったよ!笑
これを使えばさっきの2つのファンデのノリもよくなるはずと思いきや、そこまで相性がいいとは感じなかったんですよね~これが!
肌に直接ファンデを塗るのと、+下地でファンデを塗るというのを一気にしてみましたが、この下地を塗っても汚いところは汚い、きれいなところはきれい、で大きな見た目の変化はわかりませんでした。(現実を突きつけられる)
ただしこれは見た目の話なので、”メイクのモチ”という点では下地があったほうが良いと思います。
でも別にOrdinaryのファンデに合わせる下地はこれじゃなきゃいけないという理由はないと思うし、コスパのいい下地(毛穴にも強い)を探している方にふつうにおすすめできるシリコン系下地です。
シャンプーみたいなノズルじゃなくて量が調節できて(ワンドロップ式)必要以上にドバッと出ないところ、シリコンタイプの下地のわりにニオイ控えめなところも地味に気に入っているポイントです。
例えばわたしは高温多湿な日本の気候に生きていないので日本の夏に使うと崩れ方などがどうなるか想像ができないのですが、すこしでも参考になるとうれしいです。
長くなりましたが最後まで読んでくださりありがとうございました♡
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